simon問わず語り

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help リーダーに追加 RSS 雷門とさくらんぼ

<<   作成日時 : 2008/07/05 23:55   >>

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画像この歳になると親友との1本の電話、1枚の葉書をかえがえなく大切に思うようになる。あのとき、こうすればとの後悔を残したくないから、一期一会の心で向き合いたいと思う。


先月、首都圏に出張に出掛けた。3日の研修だったが、翌日が休みだったので旧友に電話し飲まないかと誘った。彼は一生懸命どこで飲もうか考えてくれていた。雷門で待ち合わせ、炭火焼の店に連れて行ってくれた。美味しかった、楽しかった、嬉しかった。

だいたいが、酔ってくるとあるひとの話になる。
彼が想いを寄せ、私は彼の気持ちが分かるがゆえ
敢えて自身の想いを抑えた。
彼が長い海外の旅をしているとき、
そのひとを飲みに誘うこともできただろう。
でも、卑怯な気がしてしなかった。

そんな昔話をしていて、彼が言った。
「でも、俺、ほんと分かったんだよ。彼女はさあ、
お前に絶対気があったんだ」。

親友のリップサービス。
初めて聴いたようなそぶりで、
「それなら、俺の人生変わってたじゃないか」
と応じた。

安くないお勘定を、彼が全部払ってくれた。
かたじけない。ありがとう。


春先に、別の親友から電話があった。
それは、深刻な相談だった。
幸い、私の専門分野だったので、対応策を伝え、
その筋の専門家を紹介した。

先日、デパートの食品売り場で「まだ、高いなあ」と
佐藤錦を見て帰宅したら、その友から山形産の
さくらんぼが贈られていた。
「こんな、美味しいさくらんぼ食べたことがない」
と家族で喜んでいただいた。

当たり前のことをしただけで、却って気を遣わせて
しまったなと、早速お礼の電話を入れた。

丁重に礼を述べ、「俺が困ったときに助けてくれればいい」
と言い、「酒を飲みたいときに連れて行け」と笑った。
親友は「そんな、ことならお安い御用だ」と笑った。

親友に笑いが戻ったことが何より嬉しかった。


つくづく思う。友はありがたい。
ほんとに、ありがたい。


ありがとう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
楽しい、うれしいを共有する友は多くとも
辛い、苦しいを分かちあえる友は・・・・

逆の立場を考えると納得できますよね。
楽しい、うれしいは山ほど浴びてなおうれしい。
でも、誰かの苦しみや辛さを受け取ることは
人一人、思い切り両手を広げても限りがあるもの。

人生の苦さ、ぐいっと飲み込んでくれる友は宝。

浅草はほおずき市の季節ですね。
別世に逝った魂を小さな赤い灯火が導いてくれる。

さくらんぼも優しい灯火に見えます。
ほおばったお口の中をぼんやり照らしそう♪
body&soulIV
2008/07/09 21:02
そう、ひとの苦しみつらさを受け取ることは
精一杯やっても限りがある。また、手を差し
伸べてくれても受け入れぬ愚かさを痛恨の
思いとして持っています。

何気ないタイトルで、友人への感謝を綴った
だけのように書いたこの記事の、もうひとつの意味を
汲み取ってくださってありがとう。body&soulIVさん。

宝の友が歳とともに旅立ってゆくのがつらいです。
なんて弱音を吐かず、なすべきことをなさなきゃ。
simon
2008/07/10 20:41

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